現在、受験期で専門学科の高校も視野に入れている。
しかし、自分が『専門学科に向いているかどうかが分からない』
こんなお悩みにお答えします。
専門学科に向いている人の特徴
1.普通科目の授業が嫌いな人

専門学科の高校は授業の半分以上が専門科目です。
1日の内、3時間ほどが専門科目であり、多い日には全ての授業が専門科目の場合もあります。
そのため、中学生のころと比べてかなり普通科目の授業が減ります。
その分野を勉強したい!という気持ちがあれば、
高いモチベーションで良い時間を過ごせると思います。
しかし、逆に興味がない場合、『この分野を勉強しても意味があるのかな…』
とモチベーションが下がってしまい、学習意欲の低下=成績の低下につながってしまいます。
2.充実した学校生活を求めない人

専門学科の高校は、漫画やドラマのようなキラキラとした学生生活を送るのは、
難しいことが多いのです。
特に恋愛など人間関係の楽しさを経験するのはかなり難しいです。
以前お話しした通り専門学科の高校は、男女比率がかなり偏っていて、
実際に僕のクラスでは、男子38人、女子2人というようなクラスでした。
(商業科などではこの比率が逆転します)
さらに、専門学科の高校ではクラス替えがないことがほとんどです!
そのため、専門学科は、実質男子校です!
3.その分野で働くことができる人

『その分野に働くことができるのか』これが一番大事なことです。
なぜなら、専門学科卒業生の進路の約7割が専門分野への就職となっているため、
卒業後もその分野で働く可能性が高いからです。
実際、普通科高卒と専門科の高卒では、求人の数も質も全然違い、
大手企業に入社する人もたくさん!
(ただし、あくまでも高卒としての評価)
ここで注意すべきなのが、学校にくる求人のほとんどは専門的な技術職あることです。
例えば、僕の知人のK君は大手の会社に入れると知り、興味のない専門学科の高校に入学しました。
卒業後K君は大手企業に入社し順調に働いていました。
しかし、毎日工場での機械的な作業が嫌になり1年もしないうちに退職してしまいました。
このように大手企業に入社できるからと言って、興味のない学科に入学してしまうとK君のようにすぐに退職してしまう可能性があります。
その分野で働くことが想像できない方は、その分野に興味があるかどうかを考えるといいと思います。
まとめ
1.普通科目の授業が嫌いな人
2.充実した学校生活を求めない人
3.その分野で働くことができる人
以上が専門学科に向いている人です。
専門学科は何となくで入ってしまうと、入学後に大変な目に合うことが多いので、
事前にしっかりと調べて、自分にあった高校を選ぶことをおススメします。
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